MERCURIALの歴史
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2020.01.20
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MERCURIALの歴史
ナイキは、ネイマールが着用するシグネチャーモデルのマーキュリアルNJRを発表した。
今回のモデルを説明するには、1998年の初代マーキュリアルまでさかのぼります。ナイキは1996年に当時世界最強と言われていたブラジル代表とパートナー契約を結びました。そして、そのチームの若きストライカーがロナウドでした。彼は「FENOMENO(フェノーメノ)」 と呼ばれ、一瞬の飛び出しや爆発的なスピード、そして何より圧倒的な決定力からそのニックネームがつきました。※FENOMENOとはポルトガル語で超常現象の意味(彼の場合は、怪物の意味合いが強い)
そんな彼のプレースタイルを最大限活かすためのスパイクをナイキは作ります。そのモデルこそが「Mercurial R9」、初代マーキュリアルです。特徴である爆発的なスピードを引き出すため陸上シューズからインスピレーションを受けて作られ、今までにない軽量スパイクが誕生しました。
そうして生まれた「MERCURIAL」を多くの選手が今日まで着用しており、その一人がネイマールです。彼は、当時18歳という若さながら2010年のアメリカとの親善試合で代表デビューし、その試合でゴールも奪っています。その時履いていたのもMERCURIALです。
その後も活躍を続ける彼は、ロナウド同様に「FENOMENO(フェノーメノ)」と呼ばれるようになります。
元祖怪物のロナウドのR9と、PURO FENOMENO(生粋の超常現象) ネイマールが代表デビュー戦で着用したSUPERFLYのデザインからインスピレーションを受けてデザインされ、ブラジルが生んだ2人のストライカーが時空を超えて競演。
来年で「MERCURIAL」が誕生して20年。今後どのような進化をしていくのか楽しみである。