レ・ブルーの可能性

多様な文化のなかでの団結力。

「限界や、複雑なことを考えず、共通の未来のために力を合わせていくフランスの新しい世代」

フットボールのチームは、一つの生き方を示すと言われています。

 

フランスにとって、その言葉は的をえていると言えます。レ・ブルーとして知られる代表チームは、フランスの感受性を鮮やかに象徴し、チーム、そしてファンもその伝統と力強さの両方を大切にしています。その証拠が必要なら、2017年8月31日に新進気鋭のキリアン・エムバペが国際戦初ゴールを決めたことを祝福し、8万のサポーターが三色の国旗を振り掲げる姿を収めたビデオを探して見てください。(この試合では4-0でフランスが勝利し、ロシアに向けたグループ戦でトップに立つこととなりました。)その一瞬にしてフランスの確固とした伝統が未来につながり、レ・ブルーの新しいカルチャーが確立されました。

ホームとアウェーの両方のキットの首の後ろにはトリコロールのテープが添えられ、バッジの内側には“Nos Differences Nous Unissent”(違いが団結を生む)の言葉が記されています。(フランスの地形を表現する)6角形の中に記されたこの言葉は、フランスチームや、チームを応援する都市、街、地域に存在する多様な文化を祝福するものです。

全身でトリコロールを表現するホームキットの特徴は、首周りの洗練されたデザインです。

 

2018年、フランスフットボール協会(FFF)は、このような二元的カルチャーを基本に、国の誇りの象徴として長く愛される三色旗を現代的に表現しています。「フランス人は国旗で愛国心を表現します。そこで、私たちは青・白・赤の三色が人々を結びつける事を讃えたいと考えました。」と、ナイキフットボール・アパレル、シニア・デザインディレクターのピート・ホピンズは説明します。

 

国旗の色を使った表現は、フランスのもう一つの特徴である、気品のあるスタイルというフィルターにかけられています。全身でトリコロールを描いたホームキットには、洗練された襟元のデザインを用いており、ボタンにはエンボス加工で国の標語の“Liberté, Egalité, Fraternité”(自由、平等、博愛)が記されています。色と形の組み合わせが現在のチームにもふさわしい「恐ろしいほどの気品」を生み出すと、ホピンズは述べます。

2018年フレンチ・フットボール・フェデレーション・コレクションは一部小売店で4月27日から発売となります。