1954年から続くイエローの系譜

2018年モデルはサンバゴールド。

ブラジルは1954年からイエローのホームジャージーを着用しています。しかしずっと同じ黄色というわけではありません。今年は、過去20年使用してきたカラーよりもさらに鮮やかなサンバゴールドのキットを着用します。

しっかりと色を判断するため、デザイナーたちは色布のサンプル本をサンパウロのフットボール博物館に持参し、試合が初めてカラーで中継された1970年のメキシコで用いられたイエローを確認できました。

 

「明るく鮮やかなブラジルのイエローと、チームのプレースタイルが相まって、世界中の視聴者に大きなインパクトを与えました」とナイキフットボールアパレルのシニアデザインディレクター、ピート・ホピンズは述べます。「フットボールの歴史に残る大変印象的な瞬間の一つとも言えます。その時のエネルギーを2018 ナショナルチームコレクションに伝えたいと考えました。」

そのエネルギーは、ブラジル特有の濃密なカルチャーの象徴でもあり、強力なプレースタイルの原動力にもなっています。「ブラジル人であるということは、リズムを、つまりある種の動きを身に備えているということです。それはダンスにも、アートにも、そしてもちろんフットボールピッチでも見られます。そのようなプレーをするのはブラジル人に限られます」とホピンズ。

コレクションの端々に、鮮やかなカルチャーが感じられます。ホームとアウェーキットの首の内側には、国旗にもある地球儀が、その周りに伸びるラインに囲まれています。‘você é a seleção’(「みんなに選ばれた代表」)という言葉がそのデザインの周りに記されています。

 

2018 ブラジルナショナルチームコレクションの商品はすでに海外では画像解禁と共に販売されていますが、日本国内では一部専門店で4月27日より発売となります。